言ノ葉綴り

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母が退院してきた

母がようやく退院してきました。

15日に...

 

ところが今度は、母が飼っていた犬が調子が悪くなりました

 

15日の朝、退院する母を迎えに行く前に実家に寄って犬の散歩をする予定でいたので

実家に向かいました

いつもソファーに寝ているはずの犬が見当たりませんでした

代わりに目に入ってきたのは、その犬が吐き出したと思われるドックフードと吐血のあとでした

 

吐血のコーティングがされたドックフードって言った方がわかりやすいかな??

 

そして、少し離れたところに置いてある飲み水の入れ物も血が滲んでいました

 

肝心な犬は??

呼んでも反応なし

少しあたりを探してみるとテーブルの下に犬の姿がありました

怒られると思ったのか暫くしてノソノソとテーブルの下から出てきました

 

とりあえず生存を確認して安心

吐血で汚れたラグを洗濯する前に一応写真を撮り

ラグを洗濯機へ

急に犬の容態が心配になりプチパニック

 

息子にLINEして早めに来てもらうことにして、入院中の母にメールで状況を伝えどうしたらいいか訪ねました

 

生憎、いつも行っている病院はお休みで行くわけにも行かず...吐血した後も鼻や口のあたりを触るとどこからか血が出ている様子...

そして母からの返信なし...


アタヽ(;△;ゞ=ヾ;△;)ノフタ

 

リハビリ中だったらしく病棟に伝言を頼んで待つことに...

母の退院時間は迫って来るし犬はグッタリしてるしで更にパニック...

 

数十分後ようやく連絡が取れた母から近くの別な病院に連絡して連れて行って欲しいとのこと

 

調べて探してようやく連絡を取り直ぐに病院へ行きました。

 

病院で色々と聞かれパニックになりながらも説明し診察してもらいました

9000円也

 

入院して詳しい検査をしてみないと何とも...と言われ

入院したとしても現時点での血液検査の結果を見る限り肝臓が弱っていて血液自体が薄まっている状態なので更に点滴で血を薄めるようなことはできないし...

15歳という年齢も年齢だし、そもそも母でなければ入院云々は決定できないし...

先生から告げられたのはこのままでは虹の橋を渡る時間を待つのみであること

そして、仮に入院したとしても恐らく何もできないのでは...と言うこと

飼い主さんの判断に委ねることしかできないとのこと

 

それでも、入院中であることを伝え最低限で今できる最善の方法はないですか??とお願いしてなんとか止血剤を注射して母が帰宅するまで様子を見るということになりました

 

母の帰宅に合わせて取り払っていたペットシーツを部屋中に敷き詰め

母に電話で経過を伝え母の迎えに行きました

 

母を迎えに行って本当なら迎えに行ったついでに墓参りと買い物をして食事をして帰宅予定でいたのだけど、全て後回しにして帰宅

 

犬の様子を見て少し話をして、墓参りだけ後日にすることにして食事に行き買い物をして動物病院の先生の空き時間に説明を聞きに病院へ行き先生から母に状況説明をしてもらいました

 

『恐らく、今晩か明日がヤマでしょう』と言われ

『今の状況は、人間で例えるならば緊急搬送されたのに絆創膏だけで帰宅させられているのと変わりありません。即入院してくださいと言うところです。長いお付き合いの中でワンちゃんの状況を判断し適切な処置をと言うのが本当なのですが、今日お会いしたばかりで数分の診察だけでは判断しかねるというのが現状です。一応、止血剤の注射をしましたが、恐らくは今日か明日...そう思ってください』と言われ泣きながらお礼を言い帰宅しました。

 

何もすることができず、帰宅。

 

ウチは霊障が起こり口の中が血の味でいっぱいになることもありました。

『待ってたんだね、お母さんが帰ってくるの』なんて話してまた泣いての繰り返しで正直仕事なんて手につかないし、仕事休んででも傍にいたいんだけどそれもできず...

毎日、朝晩と仕事の休憩時間にメールで犬の生存確認をするのが日課です

 

あれから3日が経ちました

 

犬はと言うと...

少し吐血はあったものの

自力で水を飲み排泄をし

少しではありますが大好きなチーズや犬用のおやつを食べるまでになり

命をつないでいます

 

あと何日もつか分からないけど

それでも、命をつないでいます

 

母が不在だった2ヶ月間の時間を埋めるかのように

必死で大切に命をつないでいます

 

体力的にも年齢的にも

身体的にも精神的にも

限界はとうに超えてると思います

 

それでも

一緒にいれなかったぶん少しでも長く

母と一緒の時間を過ごして欲しいと思います